八総地区復旧治山工事
先日まで南会津町八総の番屋地内とたかつえ地内の2箇所において、ヘリコプターを使用した航空緑化工の工事を行っていました。工事の内容については、山岳の奥地で雨水等で崩壊した山腹に植物の種が入った液体をバケットに入れ空中散布し崩壊地を復旧させる工事です。
この工事は、崩壊地が奥地で車や重機、人が入れない場所なので、本来は木を伐り道を作って作業しますが、そうした場合には莫大なお金と期間が必要となります。しかしこの工事はヘリコプターは現地に直接たどり着け作業ができるので、木を切らず自然に優しい、そして経済的にも優れた工法となっています。
また、積雪地での航空緑化工事は初めてだということなので、会津森林管理署様、南会津農林事務所様がお見えになり現場を視察されていました。
なお、着工前や施工期間中の掲載は保安の都合上できませんでしたので、現在工事は完了しております。